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LINEに勝てなかったカカオトークとcomm

LINEの人気に追従するような形でリリースされたカカオトークとcomm。しかし現在、お世辞にも普及しているとは言えません(日本国内に限る)。この2つのコミュニケーションツールがLINEとどう違ったのか?なぜ日本での人気に火がつかなかったのか?という点について考察していきます。

  • カカオトーク ユーザー数を増やせなかったカカオトーク

    カカオトークの特徴は複数人での無料通話でした。リリース当時、モデルの土屋アンナさんとお笑い芸人である劇団ひとりさんがCMでアピールしていたのを覚えている方も多いでしょう。

    実際、この機能は非常に優れたものでした。複数人で行う無料通話についてはSkypeなどでしか提供がなく(実際にはありましたが、メジャーなサービスではありませんでした)、その利便性に多くの人が期待をしていたと言えます。

    しかし日本での普及に至らなかったのは、やはりユーザー数の少なさが最も大きな原因と考えられるでしょう。当時、すでにLINEは多くの国内ユーザーを抱えており、人々はコミュニケーションをこのサービスに依存するようになっていました。わざわざ新しくできたカカオトークに乗り換える必要はなかったと言えます。

    また、アプリの作りについてもやはり問題がありました。LINEははじめから日本人向けに作られていましたので、使い勝手の良さが際立っていたのです。しかしカカオトークは本家である韓国ベースのアプリだったため、日本の携帯事情に合わせきれなかったことも敗因の一つでしょう。

  • comm 無料通話はすでに需要がなかったcomm

    女優・吉高由里子さんのCMでお馴染みだったcommは、通話品質の良さを前面に出したサービスでした。LINEもカカオトークも、確かに音質についてはあまり良いとは言えない状況でしたので、そのすき間を狙いサービスを展開したと考えられます。しかし結局、commも普及には至りませんでした。その理由は「コミュニケーションはすでにLINEのチャットを使うもの」という考えが一般化していたことが挙げられます。

    カカオトークもそうですが、結局人々はすでに電話によるコミュニケーションをそこまで重視していなかったと考えられます。手軽に行えるチャットやスタンプでの交流にこそ需要があった訳で、複数電話も通話品質もすでにニーズがなかったと言えるでしょう。

  • コミュニケーションツール コミュニケーションツールの氾濫

    とは言え、カカオトークもcommも未だにサービスは続いています。「LINEがどうにも肌に合わない」という日本の人たちには、今も重宝されていると考えられるでしょう。ちなみに現在、Facebookも同じような無料電話・チャットサービスを展開しています。もちろん全てスタンプも利用できるので、LINEの代替として利用可能と言えるでしょう。また、スタンプは利用できませんが、Skypeもチャットサービスはしっかり残っています。世界的に見ればWhatsAppが最も人気です。

    このように、コミュニケーションツールは現在氾濫状態にあるとも言えます。どれを使ったら良いか迷ってしまう方も多いでしょう。実際のところで言えば、日本での利用に限るとやはりユーザー数の多いLINEを利用するのが便利と言えます。ただし少人数のコミュニティの中での利用であれば、利点を踏まえた上で、他のサービスを活用するのも良いでしょう。

    ユーザー数の少なさとニーズの読み違いにより、国内においてはLINEにある意味惨敗を期したカカオトークとcommですが、用途によっては非常に優れたツールであることに間違いはありません。適所での利用で、便利に使っていきましょう。

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